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放射線測定器 レンタル 特集

はじめに

3月11日の東日本大震災とそれに伴う福島原発事故を境に 人々の放射線への考え方が急激に変化しています。

私たちは計測機器を30年以上扱ってきた者として、 国内外における風評被害を防ぐためにも、様々な危険性を含めて 放射線についての正しい知識を身につけることが 最も重要だと考えています。

目次

放射線と放射能の違い

放射線とは?

別名電離放射線とも言われ、一般的には電離性を有する高いエネルギーを持った電磁波や粒子線のことを指します。
α線・β線・γ線・X線・中性子線などの種類(線種)があります。
不安定な状態の原子核が崩壊することで、放射線が発生します。
放射線が電離や励起を引き起こすことが、直接・間接的に人体に影響を与えます。
同時に、このような作用は様々な計測機器や、発電などにも利用されています。

放射能とは?

物質ら放射線が放出される性質、もしくは原子核が崩壊して放射線を出す能力のことです。
また放射性物質の量を放射能の強さとして表す場合もあります。
1秒間あたり1個の原子核が崩壊するとき放射能が1Bq(ベクレル)となります。

放射性物質とは?

放射能を持つ物質の総称です。
核燃料物質や放射性同位元素などとして定義されています。
具体的にはウラン・プルトニウム・セシウム・ヨウ素・ストロンチウムなどはすべてこの放射性物質にあたります。

放射線の量と単位

放射線の種類

放射線の種類は線質とも呼ばれます。
線質にはα線・β線・γ線・X線・中性子線などがあります。
人体の影響においては、放射線のエネルギーの大きさだけでなく線質も大きくかかわってきます。


放射線の単位と関連用語

Sv(シーベルト)
等価線量の単位。
放射線を受けるエネルギーに、生物への影響を加味(放射線の種類ごとに定められた人体の障害の受けやすさ) した数値。
積算線量の単位としても用いられます。 (1000μSv=1mSv=0.01Sv)
Sv/h (シーベルトパーアワー)
時間当たりの線量。空間線量の計測の単位として用いられます。
Bq(ベクレル)
放射能の量を表す単位。1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量 のこと。
等価線量
組織物質に付与されたエネルギー(吸収線量)に放射線荷重係数の重み付けを行ったもの。
1cm線量当量
放射線防護の観点から、
線質係数及び一定の深さ(放射線は人体の内部組織に影響を与えるため)での実効線量を加味して出された数字のこと。
計測器機内で換算可能なものも多い。
同様に水晶体などに対する影響を見る指針として70μn線量当量というものもある。 
放射線荷重係数
放射線の違いによる身体への影響について、同じ尺度で評価するために設定された係数を放射線荷重係数といいます。

環境の中の放射線

環境放射線

自然放射線と呼ばれる宇宙や土・岩石、大地、大気などからの放射線に加え、コンクリートや建物などの人工的なものからの放射線などといった環境中にある放射線のことです。
もともと、私たちは微量な放射線を受けながら生活しています。
世界平均では年間あたり2.4mSv、日本平均では約1.5mSvの放射線を受けているといわれています。
ICPRでは自然や医療以外からの被曝限度値を1mSvと定めています。

原発事故後の放射線の拡散

環境放射線とは別に、昨年の原発事故の影響で東北・関東地方を中心に
通常の線量以上の数値が観測されるようになりました。
大気中に拡散した放射性物質が、風や人を介して運ばれ拡散しているといえます。

ホットスポット

吹き溜まりや、雨水の集中する場所などでは、風や雨によって運ばれた放射性物質も集中します。
こういった理由から、ほかの地域よりも高い線量が計測される場所が、ホットスポットです。

人体への影響

4Svほどの線量を浴びると、
遺伝子に修復不可能な欠損が発生し、
死に至ると言われています。

200mSv以上で白血病のリスクが増えるといわれています。
100mSvでその他のがんのリスクが増えるといわれています。

また「浴び方」も非常に重要で、
トータルの被曝線量が同じでも一時間あたりの線量(線量率)が低いほど影響も小さくなります。(線量率効果)

放射線の計測

測定原理

シンチレーション式
蛍光物質に放射線が入射すると励起作用が起こり、その際に蛍光を放射します。
この特性を活かしたものがシンチレーション式サーベイメーターです。
NaI式と呼ばれるものは、ヨウ化ナトリウム結晶を蛍光物として用いています。
高感度ため、微量な線量率の測定に向いています。
食品の検査などは、このシンチレーションサーベイメータを用いる例が多いです。

電離箱式
気体の電離現象を利用した放射線検出器のことです。
機器の中に気体と陽極・陰極が封入されており、
相互作用により生成された電荷量を測定しています。
方向依存性が小さい一方、湿気に弱いという特徴があります。

GM管式/ガイガー・ミュラー計数管
気体の電離現象を利用した放射線検出器のことです。
放射線が入射すると、ガス増幅が起こり電子流れとなって
放電を起こすことを利用して計測を行います。
メンテナンスが用意で取り扱いやすい上に、比較的高感度である。
ちなみに、ガイガーカウンターの由来はこのGM管式からきてます。

計測方法

機器や対象物によって、それぞれにあった計測方法をとる必要があります。

空間線量の測定
一般的なサーベイメーターにて計測する。時間当たりの線量率の測定。
個人線量の測定
一般的な個人線量計(ドジメーター)にて計測する。測定開始からの積算線量の計測。
表面汚染の測定
まずBG(バックグラウンド)を計測。
測定面積を確保した上でセンサーを製品表面に近づけて計測し、BG値を引く。またBG値も併記しておく。
食品の測定
専用の容器に粉砕した対象物をいれ、計測する。ただし簡易測定での計測は非常に難しい。
コンクリートの測定
放射性物質が内包されてしまっている対象物に関して簡易的に計測するためには、
あらかじめBG値を計測し、対象空間にて空間線量を計測した上でBGと比較する。

参考例:公設試験所での対応

福島ハイテクプラザ
工業用製品に関して
近接測定:時定数を10秒として、5点以上を測定し、最大値、最小値、平均値、BGを表記
測定結果についてはcpm(cout per minutes)値にて開示
東京都立産業技術研究センター
工業用製品に関して
GM管式サーベイメーター:密接測定 時定数10秒30秒の10回の平均値からBGデータを差し引き表示
シンチレーションサーベイメーター:時定数3秒15秒の10回の平均値からBGデータを差し引き表示

規制値について


平成24年3月15日公布 4月1日より施行(厚生労働省)

 

レックスで取り扱う機器と選定のポイント

放射線測定器

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